肝臓の働きについて

肝臓はよく人体の化学工場といわれています。生きていく上で必要なエネルギーや物質を作ったり、アルコールや毒物・不要となった物質を解毒したりするからです。こういった機能を代謝といいますが、例えば、食物から取り込んだ脂肪酸を肝臓で人の利用できる型の中性脂肪に変え、血液を通じて全身に運びエネルギー源としたり、各臓器の材料にします。逆に全身の脂肪組織から血液中に放出された脂肪酸を取り込み、中性脂肪に変えて再利用します。ちなみに肝臓の機能を有する工場を実際に作るとすれば東京23区より広い敷地が必要になります。
したがってその働きに支障が出れば体のどこかが変調になっても当然となります。脂肪やエネルギーの生産がうまくいかないのはもちろんですが、毒物が解毒されずに体中を周る事になります。肝臓は「沈黙の臓器」といわれる程自覚症状が出ない臓器です。症状が出てからではかなり病状が進行している事が多いですので注意です。

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