脂肪肝のメカニズム

肝臓は食物から摂取する脂肪や全身の脂肪組織から運ばれてくる脂肪、肝臓自身が合成する脂肪で、いつも脂肪まみれで働いているといえます。肝臓が正常に機能していれば、問題ないのですが、食べ過ぎなどで食事から摂取する脂肪が増えたり肝臓自身の過労や病変で機能が低下すると全身から運ばれてくる脂肪酸を処理する力が落ち、あっという間に脂肪がだぶつき始めるのです。メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)であればより脂肪肝につながりやすいです。アルコールの過剰摂取も肝臓の機能を低下させるので脂肪肝につながるのです。
又、肝臓で合成された中性脂肪が血液中に流れ出るにはある種のタンパク質と結びつかなければなりません。所が食事制限などでタンパク質が不足すると中性脂肪の行き場がなくなり、そのまま肝臓に蓄積されていくのです。そのため無理な食事制限でも脂肪肝になるのです。ダイエットとリバウンドを繰り返しているうちにだんだんやせにくく太りやすくなるだけではなくより疲れやすくなったりします。中にはそのまま気づかず進行し肝硬変で亡くなられるという最悪のパターンもございますので注意です。
頻繁に暴飲暴食をする人の場合1~3ヶ月で発症するといわれています。脂肪分の多い食品を控えれば脂肪肝にならないという訳ではなく、糖質やアルコールも脂肪酸の立派な原料ですので脂肪肝につながります。したがって肝臓の処理能力を超えた食べ方や飲み方は確実に脂肪肝に近づきます。肝臓の処理能力は人によって個人差がありますし、疲れている時や薬を飲んでいる時などでも違ってきます。

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